特定調停のデメリットとその対策

費用がほとんど掛からず借金の利息を免除してもらえる特定調停。

非常にありがたい制度ですが、利用者はそれほど多くはなく、年々減少傾向にあります。いくつかデメリットがあり、それで二の足を踏んでしまう人が多いようです。

そうしたデメリットを紹介すると共に、その対策も合わせて紹介します。

特定調停のデメリットが気になり躊躇

自力で手続きしないといけない

弁護士に頼らず債務整理を行うことになるため、面倒な手続きは当然自力です。

これを嫌って特定調停を避ける人が多いです。弁護士に債務整理を依頼すれば10万円以上かかりますが、基本的に面倒な手続きは全部やってくれます。書類の準備などでわからいことも教えてもらえます。

しかし特定調停は自分で調べて自分で裁判所へ問い合わせてという努力がいります。

対策としてはネットで基本的な知識を仕入れて、そのあとで裁判所に必要な書類を確認することです。

と言うのも、裁判所の職員はやはり役人なので話が小難しいんですね。予備知識なしでいきなり問い合わせるとおそらく理解が不可能な気が・・・

事前にある程度特定調停の全貌を掴んでおくと、問い合わせたときに話を理解しやすいです。

平日に仕事休んで裁判所へ行かないといけない

前ページ「特定調停の流れ」でも解説したとおり、裁判所へは3回ほど出向くことになります。そして裁判所が開いてるのは平日の10時から5時。

だから平日に会社を休まないといけなくなります。これは避けようがなく、どうしても会社が休めない人は特定調停は事実上不可能です。

対策としては、丸々休むのではなく、午前中だけ休んで裁判に臨み、午後から会社に出るようにする。その逆でもいいです。

裁判の時間はそれほど長くは掛かりません。裁判所が会社から近いなら、ちょっと抜け出して裁判に出るということも出来なくはありません。

信用情報機関に事故情報が記載される

債務整理をすると、いわゆるブラックリストと呼ばれるものに載ってしまいます。

特定調停でももちろんこれは避けられません。5年〜7年ほどはローンが組めなくなるし、新規でクレジットカードを作れなくなります。

ローンを組むような大きな買い物は信用情報機関から事故情報が消えるまで待つしかありません。

クレジットカードが使えないは意外と不便ですが、VISAデビットと呼ばれるプチクレジットカードみたいなものなら問題なく作れます。発行してる銀行の口座を持ってるなら、申請するだけですぐに発行してもらえます。

口座を持っていないなら新規で口座を開きましょう。ブラックリストに載っていても銀行の口座は自由に作れます。

VISAデビットは通常のクレジットカードと同じようにネットショッピングでの支払いに利用が可能。楽天でもアマゾンでも問題なく利用できます。




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